槻木 廻り舞台

こんにちは。
秋が深まり、落葉が足元を錦に染めています。
朝、霜の降りる畑の中をワンコと散歩していると、各ご家庭から灯油ストーブの点けはじめのにおいがして来て、いよいよ冬だなぁと感じる今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今朝は冷たい風に雪が舞い、錦の絨毯の上に白く薄く積もりました。
昨日の休日、雪の予報に慌ててタイヤ交換をした方も少なくはないのではないでしょうか。


さて、新規感染者が劇的に減り、長野県全体で0人になる日も出てきたころ、槻木の廻り舞台に新潟から、愛知から、小学生、中学生、高校生などの学生の皆さんがお越しになりました。
最初の小学生は10月下旬、中学生と高校生は11月上旬とお日にちは違いますが、最後の高校生をお迎えしてから、無事に2週間過ぎましたので、本日喜びのご報告です。

槻木の廻り舞台体験は「ちの旅」のアクティビティの一つで、廻り舞台の歴史を学び、その構造などと和太鼓をセットで体験できます。
廻り舞台に到着すると、有賀さんや会長の廻り舞台や諏訪と太鼓の歴史の話を聞きます。子供たちはずっと神妙な面持ちで話を聞いてくれましたが、特に高校生は、帰ったらSDGsに絡めてレポートを作成するとかで、タブレットやスマホを片手に、写真や動画を撮って、熱心にお話を聞いていらっしゃいました。
そしてお話が終わると、廻り舞台と太鼓の体験です。
太鼓を前に舞台が回り出すと歓声が上がり、回る舞台の上で一生懸命踏ん張って、楽しそうに太鼓を打ってくれました。
まさにここにしかない体験に感動してくださった小学生さんからは、後日お礼のお手紙を頂きました。ありがたやありがたや。
廻り舞台の体験に一番の盛り上がりを見せたのは中学生さんで、どのグループも笑いが絶えず、観覧している子供たちも率先して演奏している仲間を応援し、とても楽しそうにしてくださいました。
体験時間も長かったこともあり、先生も一緒に、体験だけではなく一曲覚えて奉納演奏をすることもできました。
そして最後の最後に男の子さんが一人、達人級の見事なバチさばきでソロ演奏をしてくださいました。あんまり上手だったので、「地元で太鼓やってるの?」と聞いたら、「いや。太鼓の達人をやっている」。。。膝から崩れ落ちた私を、子供たちが爆笑しながら見ていました。彼は「太鼓の達人」ではなく、「太鼓の達人の達人」でした(笑)

そんな廻り舞台体験。
平日対応が多いので、シニア。。。いぇ。。。大人の皆様にご協力頂く事が多く、お仕事の合間をぬってのご対応に感謝の一言です。
そして太鼓の搬入搬出からセッティング、片付けまで、ちの旅のスタッフの方々にお手伝いいただき、重い太鼓を私の身長ほどもある高さの舞台に上げていただき、太鼓の種類も進んで覚えようとしてくださって、本当にありがたいです。
槻木の区長様には鍵の開閉を都度お願いし、ご近所の皆様には騒々しい時間を耐えていただき、本当に地元の皆様との協力の賜物だなぁと思います。
そんなアクティビティ、だんだんとご依頼回数も増えてきました。
これからどんどんご依頼が来て、いつか廻り舞台の修繕保全にお役に立つぐらいに稼げたら嬉しいなと思います。
これがSDGs?なの?かな?

と言うわけで。
今日も今日とて。
手洗いうがい、消毒マスク。
本日これにて。
どろん。

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